道具の紹介:ヤスリ

本日はヤスリの話。

ヤスリは金属を削って成形するのに欠かせないアイテム。

あらゆるジュエリー制作に絶対に欠かせない道具の中の1つです。

ジュエリー専用のものでは、お魚もしくはウサギマークが目印、スイスの「ヴァローブ(Vallorbe)」というメーカーのものを愛用しています。

よく削れるヤスリほど気持ちの良いものはありません!

ジュエリー専用のヤスリ以外にも、日曜大工屋さんで手に入るゴリゴリ削れる大ぶりで目の粗いヤスリも欠かせません。

大きく厚みを減らしたいときなどは、でっかいヤスリで遠慮なくガリガリ削るんです。

他の人のヤスリと混ざっても一目でどれが自分のかが分かるようにマニキュアで柄に色をつけています

Vallorbeのヤスリは丸、四角、三角、dos-d’âne (平べったい三角で1面だけが削れる他の2面はツルツル、笹葉)、feuille de sauge (両甲)とcoulisse(上写真一番下の平たく両端のみが削れるタイプ)を2番4番6番を中心に使います。四角は時々0番も使用。

Coulisseは立爪留めの爪を石台に埋め込むセッティングに使います。

サウンドペーパーも280番、400番、600番、800番、1200番、時には1500番を使います。

お手軽なサイズの木の板に写真のように巻き付けて両端をセロハンテープで固定して使っています。

細かい場所はヤスリの周りにサウンドペーパーを巻き付けて使います。

古くなって削りにくいヤスリも、捨てずに置いておけばあまり削りたくないけれど少しヤスリかけて仕上げたい箇所などに使えたりします。

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