留め具の改良 その3 (8の字フックをつける)

今の時点で、より精密な留め具になっているので、ここで辞めてもいいのですが、

ここまで手塩にかけて作った留め具ごとブレスレットを失くして頂いては困ります。

さらにセキュリティシステムを追加して、万一外れる事が無いように8の字フックをつけることにしました。

短く切った銀線を刃側のパーツの側面ど真ん中に溶接。溶接面はヤスリで平面にして溶接しています
用意した0,7mmの18K金線がキツキツで入る穴をあけます。
小さい18K金線を別に用意
ヤスリでこういう形に削りだします
さらにこういう形にけずり出します。マッチの先みたいなイメージ。
箱側に穴をあけて、18K金のマッチの先パーツをはめ込み溶接します
チューブ側に入れた18K金線をペンチで平行になるようにはさみ、写真のように交差させて溶接します
これが8の字フックのセキュリティシステムです。
完成!
カチン!と音を立てて入る留め具です。えっへん

ピエールくんの腕で実際に留め具を試して頂きました。カチ!という音を聴いてください☆

 かなり大変な作業でしたが、とても良い勉強になりました。

こうして手間ひまかけて作るので、お値段がどうしても高くなってしまうので、

売りにくいかもしれませんが、是非またオクスタットのオリジナル留め具を作ってなにかジュエリーにしたいですねぇ

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